RESEARCH
研究内容

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酵素化学(山口研究室)

Enzyme chemistry

生体内でつくられ、生命活動を担う生体内の化学反応を触媒するタンパク質(酵素)の機能について、化学的に理解する研究分野です。研究手法は、酵素(タンパク質)の設計図である遺伝子を細胞(大腸菌など)に導入して、細胞内で酵素を大量につくらせ、酵素を抽出して、酵素反応の速さや特異性、酵素の構造などを解析します。 本学科では、以下のような酵素の遺伝子探索、構造機能解析、酵素阻害剤の開発を行っています。

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薬剤耐性菌に関する酵素の遺伝子探索と構造機能解析

薬剤耐性菌とは、細菌感染症の治療薬である抗生物質が効かない細菌のことであり、環境問題と同じように「20世紀の負の遺産」として地球規模の問題となっています。薬剤耐性菌を病院などの臨床中や土壌・水などの環境中から探索して、薬剤耐性菌に関する酵素の機能を化学的に理解し、その阻害剤を開発することで、薬剤耐性菌撲滅のための検査薬や治療薬の開発を目指しています。

薬剤耐性菌に関する酵素の遺伝子探索と構造機能解析

疾病に関する酵素(タンパク質)を標的としたバイオ医薬品(酵素阻害剤)の開発

ペプチドやタンパク質が「くすり」の主成分になると考えています(バイオ医薬品)。このようなペプチドやタンパク質を数多く集め(ライブラリー)、疾病に関する酵素(タンパク質)の機能を阻害するペプチドやタンパク質を探索して、その阻害様式を化学的に理解することで、疾病に関する診断薬や治療薬の開発を目指しています。

疾病に関する酵素(タンパク質)を標的としたバイオ医薬品(酵素阻害剤)の開発